苔玉のリユース

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実りの秋、食欲の秋。
新米が美味しい季節です。

今年の夏、涼を求めて作った稲の苔玉にも小さなお米ができました。
苔玉ですから「豊作」とはいきませんが、それでも穂を切り取る(刈り取る?)時にはなにやら収穫している気分になったりもしました。

稲の苔玉
手のひらに乗る小さな世界の中で季節の移ろいを楽しめるのは、苔玉や盆栽の魅力のひとつです。
イキイキとした夏の緑、初秋に見せた白い小さな花、黄金色に色付く秋の穂。
稲作の経験が無い私には、この苔玉はとても興味深くて、楽しい体験でした。
来年はバケツ稲が作れないだろうかと思っている今日この頃です。

さて、これから冬に向かって稲は枯れてしまいますので、今日はこれを仕立て直すことにしました。
稲は茶枯れていても、苔は青々として良い状態です。
この苔玉をリユースして、別の新しい苔玉を作ります。

苔玉のリユース
▲まず、表面のハイゴケを剥がしました。
苔にハサミで切り込みを入れて、ミカンの皮をむくようにして2つに分けています。
苔はできるだけ大きく剥がしておくと、後の作業が楽になるんです。

苔玉のリユース
▲土も再利用します。
苔玉の土を半分くらいほぐして、根などのゴミを取り除いています。
ほぐした土に新しい用土を加え、混ぜ合わせて練っておきます。

右に見える苗は、新しく苔玉になるシラサギカヤツリです。

苔玉のリユース
▲新しい苗の根を用土で包み、剥がしておいたハイゴケをかぶせるように貼りました。
最後に苔がはがれないように木綿糸でしばり、軽く固定しています。
木綿の糸は時間が経てば自然に腐って消えてしまいます。

苔玉 シラサギカヤツリ
▲新しい苔玉の完成です。

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