フユノハナワラビ(冬の花蕨)

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フユノハナワラビは、本州から九州に分布するハナヤスリ科の多年草です。
夏は休眠し、秋から冬にかけて葉を展開するので、カンワラビ(寒蕨)の別名もあります。

フユノハナワラビ(冬の花蕨)
花が少ない冬の季節に床の間を飾る植物として、古くから親しまれているそうです。
シダの仲間ですから花は咲きませんが、すーっと上に伸びる葉を花に見立てて楽しみます。
写真は小型のヤクシマツワブキとの寄せ植えです。

フユノハナワラビ 胞子葉
▲花に見立てられる葉。
繁殖のための胞子を持つ葉なので「胞子葉」といいます。
ツブツブの胞子嚢は最初は緑色をしていますが、熟すと写真のような薄茶色になり、穂が揺れるたびに粉のような胞子が飛び散ります。

フユノハナワラビ 栄養葉
▲もう一つの葉。
光合成をする葉なので「栄養葉」といいます。
ツヤのある美しい葉です。

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フユノハナワラビ(冬の花蕨)
Botrychium ternatum
分類:ハナヤスリ科ハナワラビ属 多年草
花期:9〜11月
草丈:20〜30cm

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