サギソウのダンボール栽培

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野生ランの「ダンボール実生」「ダンボール栽培」と呼ばれる、一風変わった栽培法があります。
ダンボールの破片を混ぜた土にランの種子をまいて発芽させ、栽培するというものです。

ラン科の植物のホコリのように微細な種子は、普通に播種してもまず発芽しません。
ランの種子は胚乳など発芽のための養分を持たず、蘭菌と呼ばれる土中の菌の助けがないと発芽できないからです。
ところが、普通の土では発芽しないランの種子が、ダンボール入りの土では容易に発芽し、よく育つというのです。

この画期的な栽培法は「ダンボール箱にウチョウランを播種したら発芽した」という偶然から始まったと言われています。
その後、他の蘭にも応用が試され、手元にある10年ほど前の資料によれば、サギソウの栽培についても成果が実証されているそうです。

先日サギソウの植え替えをした時に、ふと、このダンボール栽培のことをふと思い出し、試してみることにしました。

ダンボールチップ
▲ダンボールを1×2cmくらいのサイズにハサミで裁断し、チップ状にしています。
どこにでもある、ごく普通のダンボールです。
印刷などが無い、無地の部分を利用しました。

ダンボール入り用土
▲ダンボールのチップを、用土に1割ほど混ぜ込みました。
土にダンボールを混ぜる、ただそれだけです。
軽石鉢にダンボール入りの土を入れ、球根を植え付けました。

サギソウの球根は普通の土でも毎年2倍くらいに増えてくれます。
今年はダンボールパワーで一気に3、4倍に増えちゃったりして?
ダンボールに熱い期待を寄せています。

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