庭から飛び立ったジャコウアゲハ(麝香鳳蝶)

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庭で育ったジャコウアゲハ(麝香鳳蝶)が、さなぎから蝶になった瞬間です。
写真がボケていますが、夕暮れ時でさらに雨も降っていたので、これが私には精一杯でした。

ジャコウアゲハ(麝香鳳蝶)

私の庭にはジャコウアゲハの食草になるウマノスズクサが何種類か植えてあります。
ある日、真っ黒の大きなジャコウアゲハの雌がふわりふわりと飛んできて、ウマノスズクサに留まったのを目撃しました。
そして次の瞬間、お尻をクイっと曲げる、例のあの仕草をしたのです。
ひょっとして!?

ジャコウアゲハ(麝香鳳蝶)の産卵

産んでいました!赤い卵です。(2016年4月24日)
感動で感動で、庭でひとり小躍りしました。
こんな小さな庭の、ほんの少ししか生えていないウマノスズクサをどうやって探し当てたのでしょう。蝶の嗅覚にはいつも感心します。

ジャコウアゲハ(麝香鳳蝶)
ジャコウアゲハ(麝香鳳蝶)

幼虫は全部で4匹庭にいました。(2016年5月22日)
とにかく大食いで、成虫になる前に食草が無くなってしまうのではないかとハラハラして見ていました。
葉も茎も、ガジガジと音が聞こえてくるくらい勢い良く食べます。

ジャコウアゲハ(麝香鳳蝶)幼虫
ジャコウアゲハ(麝香鳳蝶)幼虫

ナミアゲハやキアゲハの幼虫と同じように、頭をたたくと怒って黄色い角を出しました。でも角はちょっと控えめです。匂いもあまり感じませんでした。

終齢幼虫の時、食草のウマノスズクサは、ほとんど丸坊主になっていました。
4匹いたうちの3匹は庭から居なくなりました。
さなぎになるためにどこか遠くへ行ったのか、もしくは弱肉強食の餌食になったのかもしれません。

ジャコウアゲハ(麝香鳳蝶)

最後の1匹だけ律儀にも庭に残ってくれ、さなぎになりました。
そして私が見ている前で蝶に変身してくれました。雌です。(2016年6月16日)

ジャコウアゲハ(麝香鳳蝶)

羽根を広げた姿が、まるで私に挨拶をしてくれているようでした。
4月から6月までの2ヶ月弱の間、毎日観察するのがとても楽しく幸せな日々でした。

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ジャコウアゲハ(麝香鳳蝶)
Byasa alcinous
アゲハチョウ科ジャコウアゲハ属

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